8/13
後半は西穂~奥穂を縦走します。S先輩と別れ、上高地に下山して、Oさんと合流。
雨の中、西穂山荘でテントを張り、明日の天気を祈りつつ早めに就寝。
8/14
しかし、雨が降りやまず、西穂山荘でもう1泊停滞して翌日の晴天を待つことにしました。
朝6時を過ぎても霧雨が降っている状態でしたが、8時ごろから回復してきました。
そこで、奥穂まで縦走する時は暗い中出発するため、西穂まで偵察に行くことにしました。
まだ時間も早く、天気もいいので、間ノ岳まで足を伸ばしておきました。
西穂山荘に戻り、ゆったりとしたひとときを過ごしました。
心洗われました。明日の天気は期待できそう♪
8/15

(写真は14日撮影)
いよいよ出発です。暗いうちに西穂山荘を後にします。頭上には期待どおり☆きれいな星空がひろがっていました。

独標辺りで明るくなってきました。

独標、ピラミッドピークと超え、西穂山頂(14日撮影)
西穂山頂を過ぎた途端、ルートが難しくなります。これで一般ルート?と思うほどでした。
鎖やペンキのマークも、他の一般ルートに比べると少ないので、慎重に歩を進めなくては。

(14日撮影)
間ノ岳周辺は、浮き石だらけのルートがずっと続きます。足の置き場を探しながら歩を進めます。
それでも、昨日偵察してあったので、ずいぶん楽でした。
天狗岳の逆層スラブ。浮き石にうんざりしていたところに、足元のしっかりした岩は快適です。楽しい~
でも、岩が湿っていたらかなり危険なルートですね。
S先輩が2日前に岳沢から天狗沢を詰めて、天狗のコルまで偵察してくださっていました。なんと! 私たちに激励メッセージを残していってくださいました。泣きそうなほど感激☆
最悪の場合、天狗のコルでビバーグか、天狗沢を下山しなくてはならないので、事前に天狗沢の状態や水場をメールで知らせてもらいました。

憧れのジャンダルムの頂上。

馬ノ背を通過します。

ついに奥穂山頂に到着。3年越しの願いが叶った縦走でした。
8/16

吊尾根
奥穂から前穂に縦走して、重太郎新道を下山します。
4日前も通った道ですが、曇っていて何も見えませんでした。
今日はとてもいいお天気なので、景色を楽しんだり、地図で地形を確認したりしながら、のんびり下山しました。