こんにちわ。OK改めTKです。
年末年始のお休みを利用して南八ヶ岳へ行ってきました。
29日~31日まではHA君と私で二人。
31日~3日までHAくんは残留して私は下山。
TUさんとTAくんが合流で三人。(ややこしいですね。)
今回は29日~31日までの前半戦です。
<29日>
朝、しっかり寝坊してしまい。ゆっくりめの出発。
見えて来ました冬山らしい雄美な姿。
途中、カモシカにも出会いました。

11:00頃、赤岳鉱泉に到着。
テントを設営し、軽く昼食を済ませてジョウゴ沢へ。
F1到着。アイゼントレーニングやアックスのトレーニングで賑やか。
左岸から巻きF2へ。
とても美しい滝ですが、氷の状態はあまり良くないので右岸から巻いて登ります。
F3を登り10分程でナメ滝。

登ると右手に見事な乙女の滝。
大滝の方から巻いてトップロープを設置して楽しみました。

日も暮れてきて急いで下山。
こうして初日が終了。
<30日>
この日も寝坊(笑)
朝、鉱泉からみる大同心。
相変わらずクライマーの心を刺激する雄美な姿です。

この日の目的地は裏同心ルンゼ。場所が近い事もあって、ゆっくりと準備。
まだ新しい踏み跡は無く、私達が本日一番乗りだった様子。
今回は連るべで登りました。

適度な大きさで、割に傾斜のゆるい氷瀑が連続して連なり
楽しさのうち、あっという間に最後の滝。
他のパーティーは懸垂で下って行きましたが、私達は大同心基部まで登りました。

中々の傾斜と高度感。

そして冬期の山らしい厳しくも美しい景色。

大同心稜に合流した所で丁度、お昼前となり休憩がてらに
美しい景色を見ながら昼食を取りました。

それにしても、クライマー心を唆るピークです。
とても強い憧れを抱きました。
その後、大同心陵から大同心大滝の上に降りれないか様子を探りながら下り、
一箇所、丁度大滝の上らしい箇所から懸垂だと降りれそうな場所をみつけたのですが
核心が持てず、やはり最初は下から上がった方がいいね。と合意し下山。
テント場に着いたのが中途半端な時間だった為、アイスキャンディーで遊ぶ事に。

これが中々厳しく、すぐに腕がパンプ。

ガンバ、ガンバの声に支えられながら必死。

一日の締めにとても良い練習となりました。
<31日>
この日に私は下山。
午前中、もう一度ジョウゴ沢へ行きました。

大滝に行ってみましたが、氷の育ちがもう一つだったので
左俣のナイアガラの滝へ行きました。
真ん中の氷結が悪く、左側は先約がいたので右側にトップロープをセット。

とても良い日差しが入ってきてポカポカ陽気。

しかし、次第に氷の表面が溶け出して来たので最後に一本づつリードで登って終了する事にしました。

私の登攀時に両足のホールドが抜けて両腕のアックスにぶら下がる形になり、冷や汗がでましたが
一年の最後に緊張感のあるクライミングを成し遂げ、満足して下山。
テント場に戻り、私は下山の準備。HAくんは後半戦の装備と食料を取りに駐車場まで下ります。
道中、入れ替わりのメンバーと遭遇。
入れ替わり組みで記念撮影。

HA君はこのまま残り、今日入山のTUさん、TAくんとで後半戦です。
アイスクライミング三昧の年末三日間でした。
沢山の素晴らしい仲間に出会えたおかげで、充実した山行のできた一年となりました。
無事に怪我なく過ごせたのも山で共に過ごした仲間のおかげだと感謝の気持ちを持って下山。
最後に3日間共に過ごしたHAくんと硬い握手を交わして私の山行の締めくくりです。