こんばんは、2ヶ月程前からクライミングジムに通いはじめ、最近になってジムが楽しくなってきたTKです。
先週末は御在所の藤内壁、前尾根をクライミングしてきました。
6時に登山口前の駐車場にHAくんと待ち合わせ。
ずいぶんと寒くなったせいか、駐車場はガラガラ。
意気揚々、準備をしていると・・・登山靴わすれた。。。。。
暫く悩みましたが、どうしようもないので取りに帰る事に。
HAくんには待っていてもらうのも申し訳ないので、ひと足先に行って一壁で一人遊びしてもらう事にしました。
ロスタイム1時間半。
一壁に到着するとニュートライアル(5.10c)にロープフィックスされて、今登り出そうという所。

HAくん、スムーズな登攀です。次はリードか!?
続いて、私がセカンドで登らせてもらいます。
中央のハング越えが核心かとおもいきや、上部のスラブっぽいフェースが核心。
登っても登ってもスローパー、微妙な立ち込み。
かろうじてノーテンで登攀できましたが、風が吹いただけで落ちそうなくらいギリギリでした(笑)
このルートでリードはまだまだ出来そうにないです。
その後、ニュートライアルの終了点から中尾根バットレスをソロで頂上まで登攀している人を見つけ。
暫くその場で見学。見事な登攀に暫く時を忘れましたが、体はしっかりと冷えてしまい日当たりの良い前尾根へ移動。
まずはP7スラブ。シュミレーション(5.8)HAくんリード。

ここには初めてきましたが、快適で良いルートでした。
隣のハブチスペシャル(5.10c)も気になります。
あまり人気がなさそうなので穴場かも。
そのままP7を抜け、ノーマルルートでP6へ。
適当な場所から藤内沢側フランケに懸垂下降し、ナムサハスミダ(5.11a)にトップロープをセット。
支点はピカピカで上質、ロープもぴったり25m。
一壁からよく見える、このルートは以前からずっと気になってました。
まずはHAくんから

下部はホールドがほとんど無く辛い立ち込みのフェース。
抜けると右上、左上するクラックを伝って高度を上げていく。
各核心でテンションかけながらも最後まで粘り完登。
次に私。最初のフェースでいきなり突破できず、けっこう粘りましたが
かなり時間を使ったので、ここはA0で抜けクラックセクションへ
右上、左上するクラックが向きを変える度にムーブが変化して面白い。
・・・が、落ちまくり。。。。
なんとか上部まできましたが、腕の保持力が無く
休んでからトライしようとも思いましたが、けっこういい時間なので無念の敗退。
でも次こそは!そう思わせる、好ルートでした。
P7スラブといい、P6フランケといい。登ってるクライマーを見た事ないのですが
支点整備もしっかりされていて、好ルートが多く穴場ですね。
最後にせっかくなのでロープ登攀の練習をして支点回収。
なんて色気を出したのですが、、、あれって、結構しんどいんですね。。。。
5mくらい登った所ですでに後悔が始まりましたが、その時点で残り20m。
あれから3日たった今日も筋肉痛が残っています。
御在所もずいぶんと寒くなり、フリーを楽しめるのもあとわずか。
風の中に冬がもうすぐそこまで来ていると感じました。