こんばんわ。
指をハンマーで叩いてしまい、人差し指先に血豆。。。
週課にしているクライミングジムに指が痛くて行けず、
悶々としているseitarouです。
少し前の話になりますが2/2にHAくんとドライツーリングしてきました。
2/2といえば異常に暖かく、雨だったあの日です。
元々は御在所アイスクライミングに行く予定でしたが、
どう考えてもアイスクライミングには最悪のコンディションで有る事は容易に想像できる。
HAくんと道の駅菰野で待ち合わせ。
朝の挨拶でお互いの第一声がモチベーション上がらんね~。
プラン変更しませんか? とHAくん。
HAくんが言うなら仕方ない!
私は行く気満々なんだけどね・・・・。
と言いつつ、内心ナイス!。
実は以前から目を付けてたドライツーリング向きの壁があるんですよ。とHA君が切り出す。
じゃぁそれで!!と私。
この時、これから始まる惨劇を知る由も無い。
と、いう事でやってきました。
鈴鹿某所

石灰岩質で全体が濡れてる上にヌメヌメ。岩が黒く見えるのは苔です。
ロープフィックスの為、懸垂下降した際、驚く程滑る岩に驚愕。
HA君曰く、これぞ純然たるドライツーリング壁だ!
まずはHAくん

中央のルートを直登。

相当な悶絶具合だ。
人が苦しんでいる姿は、いつ見ても楽しい。
次に同じルートを私。
核心は2つと見た!
下部は意外に快適で楽しい。
越えて一つ目の核心、ルート中半のフェース。

ホールドらしいホールドがほとんど無く数え切れない位、落ちる。
まさか完登できない?それは、なんかイヤだ。

もう何も考えられない位、悶絶しながら
ドロドロヌメヌメの壁に体はおろか、顔まで擦りつけなんとか核心通過。
次は上部のハングしたクラックだ。

ここでも墜落しまくり。。。
こんなに必死になったのは久しぶりです。
純然たるドライツーリング壁に犯された男の姿。

お鍋をつついているかの様にメガネを曇らせた恍惚の表情。
全身は苔と泥、そして汗まるけ。もはやモザイク無しでは
法的に公開できない位、卑猥な顔になっています。

全身が苔臭い。。。
次に見た目から辛そうな左側のルートを行くと言い出したHAくん。

何度も墜落を繰り返しながら少しづつ高度を上げて行きます。

中程まで何とか頑張りましたが、流石に手詰まり

トラバースしながら右上して行きます。

あんなクライミングの後でも、人が苦しむ姿は
やっぱり楽しい。。。
次に私。
今度はホールドが沢山ありそうな右側へ

今度は岩が剥がれまくり。
そして剥がれた岩と共に墜落・・・。

こんな自虐的なクライミングは過去に経験が無く
・・・・ちょっと癖になりそう。