夜な夜な自宅でアックスの素振りをしていると
不気味なので辞めて下さい。と妻に叱られたseitarouです。
もう1週間程たってしまいましたが、岩根山荘のアイスツリーへ練習しに行ってきました。
今回、初めてご一緒させて頂くnezpinさんとは以前から御在所藤内エリアでちょくちょくお会いし、
そのうち遠征先のアイスゲレンデや果てにはクライミングジムでもお会いするという偶然。
これはもう運命

という訳でいつものHIさん・HA君を加え4人で遠足です。

アプローチは駐車場から15秒!
まずは、もちろん気になるドライ壁。
HA君と私で5.10に設定されているルートをチャレンジ。
・・・ムムム。。。
なんだなんだ。腕がツラい!
すぐに呻きを上げてテンション。
手ごわい。
次にnezpinさん。

あっさりとノーテンクリア。
う、上手い。。。
ちょっと連続で登れそうに無い腕の疲労具合でしたのでアイスへ。
アイスツリー岳 左方カンテ。
まずはハングを越えて

カンテを攻めます

先程のドライ壁に比べると楽ちんです。
互いにフォームや登り方、アックスの打ち方などをチェックし、繰り返し練習。

nezpinさんからは力を使わずに登るムーブを提案してもらい、これが感触いい。
いつも同じ顔ぶれではなく、時に違う血が混ざるのはとても良い。
しかしあまりのヒートアップぶりに自らの鋭い一太刀による落氷で流血!

その後、鼻血は吹くわで、穏やかな日和のゲレンデも、氷と人間の血塗られたデスマッチと化す。
さて、昼休みを挟んでアイスツリー岳の山容を伺っていると、日陰になる北壁の氷が固く、あまり打たれていない様子。
なんとなくホンチャンっぽい!
という訳で、こういう時、真っ先に登りたがるHAくんがおトイレへ行ってる間に抜け駆け。
天然の氷瀑と思い込み、更にリードしてるんだと思い込むイメージプレイを敢行。

ふぅ、中々のプレッシャーです。
午前中の練習が利いたのか、自分でも驚くほど疲れない。
ひょっとして、なんか掴んじゃったかも!?
みなさんもイメージプレイです。
寒い北壁で体が冷えたら、南陵のドライ壁で一汗かきに行きます。

私もグリベルのフォースカーボンを借りてトライ。

このアックスお値段もすごいが、やっぱりすげ~。
ぶら下がるのがすごく楽。
先程苦労したルートもあっさりノーテンクリア。
しかし、この上から撮るアングル。
いいですねぇ~。

私「いいねぇ~。」
カシャッ!カシャッ!!
HA「そ、そうですか。。。」
私「いいよ~もっとこう、腕を伸ばして胸を強調しようか~」

HA「こんな感じですか」
カシャッ!カシャッ!!
私「いいよ、いいよ~。」
私「それじゃ次は、又を大きく開いて~」

HA「これ、つ、辛いです。。。あ~!あ~っ!!落ちる~!!」
私「もっと喘いで!!もっと~!もっと~!!」
カシャッ!カシャッ!!
・・・撮る方も登る方もなぜか大興奮でした。
その後もあちこちで、繰り返し各自の課題を練習し気づけば日暮れ近く。

よく登り。よく遊び。よく笑った、楽しい一日でした。